ナプキン、タンポンに続く第3の生理用品として注目され始めている「月経カップ(生理カップ)」
筆者はこの月経カップを2015年から使い始めたので、かれこれ4年以上のお付き合いです。
など、気になるものの人には聞きづらい商品ですよね。
しかも生理用ナプキンは2019年10月に導入される軽減税率が適用されない!(ピンチ!)
節約のためにも、月経カップを検討される方が増えているのではないでしょうか。
そこで月経カップ愛用歴36ヶ月以上の私が
- メリット
- デメリット
- 楽にできる装着方法
- 個人的にベストな使い方
など月経カップについて詳しくお伝えしていきます!
合う合わないの個人差がある生理グッズだと思いますが、個人的には月経カップに出会えてよかったと思っているので、
購入を迷われている方がいたらぜひ私の体験談を参考にしてみてください。
Contents
月経カップ(生理カップ)とは?
月経カップ(生理カップ)とは、タンポンのように膣内に装着して使うシリコン製のカップのことです。
数時間(最大12時間)装着したあとは中身をトイレに流し、洗ってまた繰り返し使えるエコな商品なのです。
欧米では50年以上も前から使われている定番の生理用品ですが、日本では馴染みがないのが現状。
近年では日本製の月経カップも登場していて、徐々に注目を集めている「第3の生理用品」です。
月経カップのメリット7つ紹介します

私が考える月経カップのメリットは7つ。
- 手軽
- 生理特有のムレや臭いがない
- 何度もトイレに行かなくていい
- 節約・エコ
- 生理用下着の着用はいらない
- 生理が早く終わる
- 体調管理に役立つ
これだけ聞いてもピンとこないかもしれませんが、こちらの記事で熱く語ってます。
月経カップのデメリット4つ

もちろんデメリットもあります。
- スムーズに着用できるまで時間がかかる
- 装着中は異物感がある
- 取り外し時に手が汚れる
- 取り外しに失敗すると痛い
詳しく説明します。
試行錯誤でたどり着いた月経カップ装着方法

いろいろ試してたどり着いた装着方法をご紹介します。
- 月経カップを入りやすいように小さくたたむ
- 楽な姿勢になる(私の場合は中腰)
- たたんだ月経カップをゆっくり回しながら中に入れていく(ネジを回すような感じ)
- カップが膣内でポコっと元の形に戻るのを感じたら装着完了!
【月経カップ】どこで洗う?ちゃんと外せる?みんなの疑問

疑問1:どこで洗うの?
手洗い場があるトイレの個室にある場合
→経血は便器に流し、カップはさっと水洗いして再び装着する
手洗い場が外にあるトイレの場合
→トイレットペーパーでカップを拭き、再び装着する
疑問2:取れなくなったりしないの?
トイレでりきむように力を入れれば、カップが下に降りてきます。
わたしは今まで取れなくなって困った!という経験はありません。
疑問3:保管方法は?
わたしがおすすめの月経カップ

月経カップはたくさん種類があって迷ってしまいますよね。
メジャーどころをご紹介します。
おすすめ月経カップ① ローズカップ
・日本製
・2017年7月発売
・シリコン:柔らかめ(質感すべすべ)
私が使い始めたとき(2015年当時)は海外製のものしかありませんでしたが、現在は日本製のものもあります。
現在はローズカップ愛用しています!買った当時のレビュー記事はこちら
おすすめ月経カップ② スクーンカップ
・アメリカ製
・カラーバリエーション豊富
・シリコン:普通
おすすめ月経カップ③ メルーナカップ
・ドイツ製
・素材:TPE(熱可塑性エラストマー)というゴム
・サイズ展開(S~XL)やステム(しっぽ)の種類が豊富
・シリコン:柔らかめ(質感プニプニ)
【月経カップ】サイズの選び方
月経カップにはワンサイズだけのものや、サイズ展開があるものがあります。
選び方についてご紹介します。
【月経カップ】サイズは2展開が多い
ほとんどの月経カップには2種類の大きさが用意されています。
サイズの選び方は、
大:出産経験がある、もしくは30歳以上
というのがメーカー側でよく見る基準です。

【月経カップ】子宮口の高さをチェック!
月経カップ気になるけど、自分が大きいサイズの方がいいのか小さいサイズの方がいいのかわからないという方。
目安として出産経験や体格・年齢などが上がっていますが、そもそも自分の大きさがどうかなんて他人と比較したことないからわかんなくない!?というのが私の意見。
そこで客観的な基準として参考になると思ったのが子宮口の高さ。
指を入れて子宮口の下部がどれくらいで届くかチェックします。
・第二関節まで入る:普通(何でも使用可能)
・第一関節までしか入らない:低い(小さめ)
子宮口が低い人は小さめカップを選ぶべし!
私的ベストな月経カップの使い方

月経カップ、最初はうまく使えませんでした。
そこで自分なりにこの使い方がベスト!と思う方法を見つけたのでご紹介します。
「月経カップ+おりものシート」との併用
装着も慣れ、失敗することが少なくなった今でもやはりたまに失敗して漏れてしまうこともあります。
以前はしっかり装着できたと実感するまでトイレの中で何度もつけたりはずしたりと格闘していました。
しかしおりものシートや薄いナプキンと併用したら良いことに気付き、一気にストレスフリーに!
量が多い初日〜3日目の時期に使用する
月経カップを使い始めた今では生理用ナプキンをメインで使うことはなくなりましたが、今は4、5日で生理が終わってしまうので量の多い日だけ月経カップを使っています。
最初の3日間はがっつり月経カップを使い、残り1日か2日は昼用のナプキンで乗り切る。
今のところ私の使い方はこれがベストな気がします。
【便利グッズ】トイレに流せるお尻ふき
月経カップの装着は簡単にできるようになったものの、毎回トイレで「魚さばいたかな」と思うことも少なくありません。
そんなときに発見したのがこちら。
ウェットティッシュがあれば汚れた手も月経カップもさっと拭けるので、外出時に重宝しそうです。
月経カップの次に気になっているもの
これだけ月経カップ推しの私ですが、実は布ナプキンも気になっています。
冷えにつながるといわれる生理用ナプキンですが、布ナプキンならその心配もないのが惹かれるところ。
また購入したらレポします!
一度は使ってみてほしい月経カップ
月経カップは最初の初期投資(約5000円)はいるものの、一度手に入れてしまえば半永久的に使えるのでとてもコスパが良い商品です。
使い方にコツがいりますが、慣れてしまえば簡単に着脱が可能です。
- 手軽
- トイレに頻繁に行かなくていい
- 節約・エコ
- ムレ・臭いが激減
- 自分の経血量がわかる
- 上下バラバラの下着をつけなくて済む
- 生理が早く終わる(気がする)
など、たくさんのメリットがあります。
みなさんの生理ライフが少しでも快適になりますように。
ではでは!
漏れないの?
どう使うの?