縁もゆかりもなかった中東料理(フムス)への愛を語る。

皆さんはフムスという料理をご存知でしょうか。

たぶん日本人の90%は知らないと思われる中東ではメジャーな食べ物。

簡単に説明すると、サラダやお肉にディップして食べたりそのまま食べたりするひよこ豆のペーストです。

私はこのフムスという料理が、大・大・大好きで、この世で好きな食べ物をあげろと言われたら寿司、焼肉に並んでTOP5には入るくらい溺愛しております。

でも悲しいかな日本ではかなりマイナーな食べ物でして、私の地元である大阪でも1店舗くらいしかお店がありません。

しかしフムスが食べたくて食べたくて食べたくて。

先日東京のシリア料理店に行って、久しぶりにフムスを堪能しました。

そんなわけで今回は日本では珍しい中東料理フムスをなぜ私がこんなに溺愛しているのか、私とフムスの歴史についてお話しようと思います。

こんな料理もあるんだ〜、へ〜〜

と思いながら流し読みでもいいので、フムスの素晴らしさを1mmでも感じてもらえたら幸いです。

【出会い】カナダワーホリ時代の思い出の味

レバノン人のボスと私

わたしがフムスを知ったのは、OLを辞めて30歳前で行ったカナダ留学時代です。

可愛いカフェだと思って応募したバイト先が、レバノン料理屋さんでした。

レバノン人のボスが中東料理をベースとしたサンドイッチやサラダ、ヴィーガンスウィーツなどを提供するカフェだったんです。

そこで欠かせなかったのがディップ料理のフムス。

サラダのトッピングに、サンドイッチのサイドにと汎用性の高い一品でした。

【第一印象】酸っぱすぎて食べられなかった

実際のメニュー。真ん中にあるベージュのディップがフムス

初めてフムスを口にしたときは、あまりの美味しさにほっぺたがトロける・・・

なんてことはなく、むしろ第一印象は最悪でした。

面接が終わったあと、ボスであるマレクの好意でフムスがたっぷりのったケールのサラダをご馳走になりました。

よくわからない薄いベージュのどろっとした液体とサラダを口にしてみると・・・

 

す、すっぱぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

 

口いっぱいに広がる酸味。

サラダ自体もかなり酸味があるうえに、フムスもやや酸っぱいので、口の中が大混乱。

面接が終わったあとだったので、ぜんぶ食べ切って印象をよくしたかったのですが惨敗。

半分以上残してしまいました。

 

よくこんな酸っぱいの食べてんな。

 

これが私のフムスへの第一印象でした。

【惹かれたポイント】食べれば食べるほど癖になる中毒性

フムスが入ったサンドイッチ

無事レバノン風カフェに合格した私は、カウンターで注文を取るホール係として働きながら、サイドメニューの調理、料理の下準備などを担当していました。

そして仕事が終わったあとは、好きなサンドイッチをボスが賄いで作ってくれていました。

フムスはもちろんサラダなど中東料理にはレモンジュースが使われることが多く、初めて食べる人には酸味がキツいと思われるかもしれません。

しかしこのフムスをジューシーなお肉やチーズ、たっぷりの野菜と合わせて食べるサンドイッチは、もう食べれば食べるほどやみつき。

最初は苦手だったフムスも、気づけばスプーンですくってそのまま食べてしまうくらい大好物になっていました。

【念願の再会】わざわざ東京まで足を運びました

東京まで食べに行ったフムスの一皿

そんな思い出の味フムス。

カナダのお店で働いていた2016年は毎日のように食べていたのに、日本に帰国してからは1度もありつけずにいました。

ひよこ豆とゴマの濃厚なペーストに、にんにくやレモンジュースでしっかりと味付けしたフムス。

その調合はシェフであるボスが、毎日慎重に味を見ながら調節していたので簡単に再現できる味ではありませんでした。

国や家庭によってもレシピが異なるので、カナダで食べたあのフムスはきっとボスであるマレクの唯一無二の味だったんだろうなと思います。

それでもフムスが食べたくて食べたくて、東京広尾にあるシリア料理店ゼノビアさんに行ってきました。

そうそう、東京でフムスを食べられる店を探していたところ有料級だと思うくらい素晴らしいフムスのnoteを発見しまして、こちらのnoteには非常にお世話になりました。

【フムスへの愛】ただ出会えたことに感謝

レバノン人のボスとバイト仲間たち

これまでの人生で中東に行ったこともないし、レバノン始め、なんのご縁もなかった中東の国々。

それがひょんなことから北米の国カナダで出会った中東料理、フムス。

なのに、こんなにも中東料理が大好きになり、日本では馴染みのないケールやパセリのサラダ、ざくろの蜜、ひよこ豆、タヒーニ(ごまペースト)などの珍しい食材や料理を知ることができて、私は本当にラッキーだなと思います。

まぁ期待していた英語力は伸びず、詳しくなったのは中東料理に使う食材の単語やメニュー名ばかりだったというのがオチなんですけどね。

皆さんにも思い出の味、ありますか?

というわけで最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

学生時代よく食べていた味や今はもう食べられない懐かしい味など、皆さんにも思い出の味ってありますか?

良かったらコメント欄で教えてくださいね。

ではでは〜

4 件のコメント

  • こんにちは、定期的に応援コメントさせていただいております。心待ちにした久々のブログ更新で楽しく拝見させていただきました。
    フムスは食したことは無いですが、料理の魅力が行間から伝わりました。海外の食文化に触れる経験は貴重ですね。記事を読み、私も経験は少ないですが、学生時代のアメリカホームステイでホストファミリーに連れていってもらったメキシカンタコスやドーナツチェーン、アイスクリームチェーン(全て名前が思い出せないのは残念)の店を懐かしんでしまいました。今は国内の産直やご当地グルメの堪能しか出来ませんが、海外郷愁をかきたてる素晴らしい内容でした。
    ハナさんの記事は、いつも文章力優れ内容が明確に伝わってきますね。素敵なブログ記事のアップを今後も楽しみにしています、では。

    • いつも丁寧に記事を読んでくださり嬉しいです、ありがとうございます!食べ物や匂いというのは不思議なもので、当時の記憶や風景を昨日のことのように思い出させてくれる時がありますよね。私の記事でh.murakamiさんがアメリカの思い出を振り返り、懐かしく思う機会になったことを光栄に思います。
      今後もマイペースではありますが、記事更新していこうと思いますので応援いただけたら嬉しいです。

  • 久しぶりのブログ更新!待ってました〜。
    フムスは中東料理? ハマスは武装組織?
    まったく縁のない食べ物なので、
    想像つかないですが、ハナちゃんが
    カナダで楽しい経験されたことは
    しっかり伝わりましたよ。
    次の更新待ってま〜す。(^^)

    • 不定期更新のブログを楽しみにしてくださっていて嬉しいかぎり!いつもありがとうございます。フムスは英語ではḥummuṣと表記するので、個人的には「フ」と「ハ」の間くらいで発音するのが正しいのかな〜と思っております(笑)
      これからも亀ペースですが日常で心に留まったことを記事にしていきたいと思います♫

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    ABOUTこの記事をかいた人

    山田ハナ

    山田ハナ/複業ライター 1987年、奈良県出身。大手損害保険会社に勤めたのち退社。小心者なのにワーキングホリデーを始め、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど15カ国を周遊する。より自由な働き方を求めて、現在は複業しながらライター生活を送っています。