<ワーホリ失敗談>海外に行くことがゴールになり、初日で燃え尽きた話

1年間ワーホリで海外生活した中で、強烈に学んだこと。

それは最大の失敗とも言えることだったから帰国してしばらくの間は恥ずかしくて言えませんでした。

 

どうもこんにちは、帰国して1年半、
ワーホリの失敗談をようやく話せるようになった山田ハナ(@YamaHana73)です。

 

私は2015年の冬から1年間カナダへワーキングホリデーに行ってたんですが、
タイトル通りワーホリ初日に燃え尽き
ました。

人生の再起をかけて入念に準備し臨んだワーホリでなぜこんな事態になってしまったのか。

ワーホリや留学に挑戦してみたいけど悩んでる方はぜひ一度読んでみてください!

もしかしたら私のような大きな間違いに気づくかもしれません。

ワーホリ行きを決意した会社員時代

新卒で入社した会社では毎日電話が鳴り止まないような激務の部署でした。

「仕事はしんどくて当たり前」

「我慢の対価」

「頑張ったらいつかは報われる」

と呪文のように唱え続けながら働き続けました。

それも6年目を迎えるとき、自分が自分でいられないような感覚になっていました。

今思うと鬱っぽい症状が出ていたのかもしれません。

そしてあるとき、一度きりの人生やりたいことをやると決心し
学生時代から興味のあった留学(ワーホリ)をすることにしました。

辞めるまでの1年間、辛かった仕事もワーホリに行くという目標が活力になり頑張れました。

初日に燃え尽き、その後3ヶ月間の引きこもり生活へ

そしてついに会社を辞め、1ヶ月のフィリピン留学を経て、カナダへ出発する日が訪れました。

早朝の出発にも関わらず、仲の良かった会社の同期たちがバス停まで見送りに来てくれました。

 

フィリピン留学は久しぶりの英語漬けで頭がパンパンでしたが、南国の中で充実した日々を過ごせました。

ただ、それはあくまでもこれから始まるカナダ生活の下準備。

実家を出て空港へ行き、国際線のゲートで飛行機を待っていました。

 

やっとこの日が来た。

 

最初にワーホリに行くと決心してから1年が過ぎようとしていました。

このために仕事も頑張り、激動だった会社を退職し、仲間たちにも見送られました。

人生の再スタートとして最高の環境にこれから飛び込もうというのに、
私の心はなんだか妙な胸騒ぎに襲われていました。

 

空港までは母親が付き添ってくれてギリギリまで世間話をしていましたが、
不安で胸がいっぱいになっていたのを必死にごまかしていました。

でも、もう今さら後戻りはできません。

  • カナダで住む場所も決まっている
  • 受講する英語のプログラムのお金も払った
  • 会社も辞めて戻る場所なんてない

 

ただ皮肉にも空港で感じていた胸騒ぎは、カナダに着いた初日に決定的なものになりました。

11月のカナダは長い雨期に入ったばかりで、冷たい雨が降り続いていました。

     

ネイティブの同居人に迎えられ、説明を受けながら自分の部屋に入ったとき、そこそこあった英語力の自信なんてカケラも残っていませんでした。

「明日からどうしたらいいんだろう・・・」

一人になって、呆然としながら眠りにつきました。

 

私は語学学校には行かず、週に2、3回カフェでレッスンするスタイルのチューターに申し込んでいました。

するとどういうことが起きるのかというと、

 

毎日毎日、死ぬほど時間があるわけです。

 

英語も通じない、友達もいない、何がしたいのか、
何をすればいいのかわからず途方に暮れました。

次第に気分が落ち込んでいき、部屋に引きこもるようになりました。

食材の買い出しとレッスン以外ほぼ外出しなくなり、そこから3ヶ月間引きこもるようになったのです。

 

そしてついに、自分の本音に気付きます。

 

 

「私、ワーホリしたかったんじゃなくて会社を辞めたかったんだ・・・」

 

 

 

本当に愚かな話です。

 

私は会社を辞めたいがために、ワーホリに行きたいと思い込んでいたのです。

もっと言うとワーホリで海外に行ってやりたいことなんて何もなかったんです。

(目的)会社を辞めること

(目標)ワーホリに行くこと

こんな簡単なことに現地に行くまで気付きませんでした。

 

燃え尽きたのは当たり前といえば当たり前の結果です。

カナダに着いた時点でもう仕事を辞めるという目的も、ワーホリに行くという目標も達成されたのですから。

 

こんな自分の本音さえ気付かずに大金を出して、家族の反対も押し切って、
遠いカナダまで来て。

情けなくて、虚しい気持ちでいっぱいでした。

 

海外に来てまでやりたいことなんてなかった

カナダ行きを決めた会社員の頃は、ずっとここではないどこかを夢見ていました。

カナダに行ったら毎日楽しく充実した日々が待っていると信じて疑いませんでした。

でも、現実は違いました。

海外は夢の国でもなんでもなかったのです。

そこには、私たちと同じように毎朝電車に乗って仕事に行き、スーパーで食材を買い、・・・

 

遠い海を渡って待っていたのはキラキラな世界でも何でもない、現地の人の日常があっただけだったんです。

本当に異文化交流がやりたいこと?

  • 日本は息苦しい、もっと世界を見てみたい
  • 色んな価値観を持っている人とコミュニケーションを取りたい
  • 海外の生活を肌で感じたい
  • 英語がペラペラになりたい

こんなことが海外行きの理由になると本気で思っていました。

だから今、

会社を辞めて海外に行きたい

就職をせずに海外に行きたい

こう思っている人がいたら、もう一度よく考えて欲しいんです。

それをしたら人生バラ色になると思っていますか?

それ、辛いことから逃げるための手段になってないですか?

向き合いたくないことから、目を背けるための大義名分にしてないですか?

ってことを。

逃げてもいい!休んでもいい!どんな本音でも良い!

誤解してもらいたくないのは、逃げるのは全然悪いことじゃないです。

私は辛かったら逃げてもいいと思ってます。

大事なのは、自分の本音は何なのかよく考えること。

私はきっと「会社辞めたい」っていう本音を自分で認められなかったんだと思います。

だから自分にも周りにも説明がつくような「ワーホリ」という絶好の言い訳を考えついたのだと思います。

ほんとーーにかっこ悪いです。

お金もたくさん使いました。

時間もたくさん無駄にしました。

たくさん後悔しました。

でも全部経験したからこそ気付けたことですね。

帰国してもうすぐ2年。

やっと私の中で消化できたので、こうして記事にしています。

昔の私と同じように悩んでる人にこの記事が届けば嬉しいなぁ。

ということで、目的と目標を間違えた私の痛すぎるワーホリ失敗談でした。

2 件のコメント

  • こんにちは。
    文章を拝見しました。
    大事なのは、自分の本音は何なのかをよく考えること、
    という部分に私自身考えさせられることがありました。
    お言葉を頂き、感謝いたします。

    • Gさん、コメントありがとうございます。人はストレスの中にずっと身を置いていたり、我慢が続くとそこから逃げることが自分のやりたいことだと錯覚してしまうように思います。恥ずかしながら海外まで行ってそれを痛感したので高い授業料でした笑 

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    ABOUTこの記事をかいた人

    山田ハナ

    山田ハナ/複業ライター 1987年、奈良県出身。大手損害保険会社に勤めたのち退社。小心者なのにワーキングホリデーを始め、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど15カ国を周遊する。より自由な働き方を求めて、現在は複業しながらライター生活を送っています。