満たされない人生を周りのせいにしていたときの話

昨日電車に乗っていた時、横にいたOLらしき女性たちが話す内容が聞こえてきた。

 

「仕事嫌だけど、ここまで勤めたらもう辞める勇気とかないわ〜」

「副業とかやってみたいけど、時間ないわ〜」

 

いろいろ不満を持ちつつも、自ら環境を変えたり、新たなことに挑戦しなくなるのは怖いことだ。
挑戦しない期間が長ければ長くなるほど腰が重くなる。
人間は今いる環境が悪くても慣れたところから出ることにストレスを感じる生き物だから。

 

敷かれたレールから一歩出ると、良い歳してフラフラ何やってるんだろうって思うし、
妙齢の女子だったら結婚や出産のリミットを考えると焦らないはずがない。

 

でも自分の人生は自分で舵取りしたいし、諦め半分で過ごすようなことはしたくない。

 

どこか批判的な目でその女性達を見てたのだけど、ふと数年前の自分の姿が重なった。
満たされない人生をどこか周りのせいにして、どうしようもできないと不満を口にしているだけの自分。
そういう状態は、確かに自分の人生と向き合わなくて楽だけどそのツケは確実に溜まっていく。

 

「何か楽しいことないかな。」

 

その女性が言わんとしていること。
今この状態のままで、自分から動かず、でも何か人生が楽しくなるようなスペシャルなことが起きてほしい。
自分主導で物事を考えていない時にありがちな発想。

 

憶測だと思われるかもしれないけどわかる。
かつての私もそうだったから。

 

身をボロボロにして働いた会社員生活で、得れたものといえば・・・貯金。
これはこれで良かったのかもしれない。
貯金があったらから会社をやめて海外留学にも挑戦できたわけだし。
(お金に余裕があったから海外で引きこもったけど)

 

ただ、猛烈に働いていた会社員時代、思い返してみても22〜26歳くらいの記憶がほとんどない。
日々の忙しさと苦しさに感覚を麻痺させていたのか、
空いた時間で飲み歩いたり恋人の存在で気を紛らわせたりしていた。

 

だけど何をしていても常に人生に落胆してたし、こんなクソみたいな人生をこれからも生きていかないといけないんだと絶望した。
でも人生なんてこんなもんかと納得させてた。

 

かつての私もそうだったように、
あのOLさん達もしばらくマイルドな不幸に浸かっているんだろうな、と思いながら静かに電車を降りた。

 

ABOUTこの記事をかいた人

山田ハナ

山田ハナ/複業ライター 1987年、奈良県出身。大手損害保険会社に勤めたのち退社。小心者なのにワーキングホリデーを始め、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど15カ国を周遊する。より自由な働き方を求めて、現在は複業しながらライター生活を送っています。